国土交通省は9日、2009年10月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は3兆3,288億円(前年同月比▲21.6%)で、12ヵ月連続の減少。うち、元請受注高は2兆3,049億円(同▲20.9%)、下請受注高は1兆239億円(同▲23.1%)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は9,428億円(同▲17.0%)と、先月の増加から再び減少に転じた。民間などからの受注高は1兆3,621億円(同▲23.4%)で15ヵ月連続の減少。
公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)額は8,946億円(同▲17.3%)で、3ヵ月ぶりの減少。うち「国の機関」からは 3,020億円(同▲30.9%)、「地方の機関」からは5,926億円(同▲8.1%)で、3ヵ月ぶりの減少となった。
また、民間からの建築工事・建築設備の受注工事(1件5億円以上の工事)額は2,621億円(同▲40.8%)で、12ヵ月連続の減少となった。