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「エコミライの家」を立上げ、太陽光発電も強化/トヨタホーム

「エコミライの家」ロゴ
薄膜太陽電池を陸屋根に設置した住宅

 トヨタホーム(株)は10日、地球環境に配慮したことを表す商品の総合名称を「エコミライの家」とし、2010年1月から、同社の「シンセシリーズ」、「エスパシオシリーズ」全商品に使用していくと発表した。

 「エコミライの家」は、先進的環境技術によって、快適でありながら経済的で地球環境にも優しい住まいを表したもの。「断熱」「通風」「省エネシステム」「創エネシステム」によって、エネルギーの消費を削減し、CO2の排出量も低減する(省エネ・省CO2)こと、「耐震・制震」、「耐久・可変」、「健康・快適」、「防災」などの基本性能により、建替えによる資源の無駄使いを抑え、環境に貢献する(長寿命)ことをウリにする。

 また、「エコミライの家」の立ち上がりにあわせ、「シンセシリーズ」に薄膜太陽電池を使った太陽光発電を新たに採用するなど、太陽光発電アイテムを充実する。
 結晶系太陽光発電のモジュールパターンも大幅に拡大。複雑な屋根形状でも多くの面積の太陽光発電を設置できるようにして、大容量の太陽光発電を可能とする。同社の試算では、約4.6kWの太陽光発電を設置すれば、11月より開始された「太陽光発電の新たな買取制度」によって、年間水道光熱費実質ゼロも実現可能となるとしている。


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