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4機構全国DB、10月末の物件在庫数は約82万件

 (財)東日本不動産流通機構は11日理事会を開き、今年1月に稼働したレインズ新システムの利用実績、その一部に設置され、同年4月1日から稼働した4機構(東日本、中部圏、近畿圏、西日本)全国データベースの稼働状況などについて報告した。

 10月末時点での全国データベースの物件在庫数は、東日本機構が52万5,335件(売買15万9,358件、賃貸36万5,977件)、中部圏4万7,444件(同3万3,037件、同1万4,407件)、近畿圏16万3,049件(同5万4,919件、同10万8,130件)、西日本8万5,632件(同3万8,936件、同4万6,696件)の合計82万1,460件となった。また、全国データベースへのアクセス件数(東日本機構と中部圏機構は、全国DBと同じシステムを利用するため算出できず)は、近畿圏機構からが9万4,186件、西日本機構(サブセンターからの代行検索)が815件となった。

 一方、レインズ新システムの1日あたりの平均アクセス数は、開始月の1月が旧システムの最高平均を8万件上回る46万3,000件。5月に50万件、10月に70万件を突破。1日あたりの最高アクセス数は、9月10日の92万6,406件。2009年度上半期(4~9月)の総アクセス数は、前年同期比75.0%増の1億1,187件まで伸びた。


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