トップリート投資法人(TOP)は15日、2009年10月期決算を発表した。
当期(09年5月1日~10月31日)の営業収益は56億800万円(前期比変化なし)、営業利益は26億3,000万円(同▲2.6%)、経常利益は19億6,000万円(同▲4.3%)、当期純利益は19億6,100万円(同▲4.2%)。1口当たり分配金は1万2,654円。
当期は新規物件の取得はなく、14物件で運用を開始。この結果、当期末における運用資産の取得価額合計は前期と変わらず1,623 億4,700万円となった。また、テナントニーズの把握に注力しテナント満足度向上させるとともに、新規テナント誘致などを的確に実施した結果、運用資産全体の稼働率は99.2%となった。
なお同日、「住友商事錦町ビル」(東京都港区)の信託受益権を10年1月13日付けで取得すると発表。取得価格は127億円、売主は住友商事(株)。東京メトロ東西線「竹橋」駅徒歩約3分に位置。延床面積1万2,169.78平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下2階地上9階建て。
次期は、営業収益58億300万円(同3.5%増)、営業利益28億5,100万円(同8.4%増)、経常利益20億7,800万円(同6.0%増)、当期純利益20億7,700万円(同5.9%増)、1口当たり分配金1万3,400円を見込んでいる。