NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)は18日、12月5日に実施した「くらしとお金のホットライン」の電話相談結果を発表した。
同協会では、生活のなかにおけるお金の心配や不安を取り除くきっかけとなることをめざし、電話相談を行なったもの。相談件数は38件、相談者の属性は、女性が多く61%。年代別では、女性は50代、男性は60代が多かった。
例年12月はボーナス期であるとともに、1年を振り返って家計に関心の高まる時期。通常、最も多い相談は資産運用を含む「金融資産運用」だが、今回は「金融資産運用」の相談比率が16%と著しく低く、住宅ローンや生活設計を含む「ライフプラン」の相談が52%と過半数を占めた。年末を控え、生活者の抱える厳しい家計状況への不安が伺われる結果となった。