不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

住宅・建築物省CO2推進モデル事業の分譲マンション着工/三井不レジ

「(仮称)世田谷区中町三丁目計画」外観イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)は21日、分譲マンション「(仮称)世田谷区中町三丁目計画」(東京都世田谷区、総戸数43戸)の建設工事を着工した。

 同物件は、敷地面積3,168.61平方メートル、延床面積3,745.47平方メートル、鉄筋コンクリート造地上3階建て。東急大井町線「等々力」駅下車徒歩11分、「上野毛」駅下車徒歩12分に位置する。

 2009年度第2回国土交通省「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」に採択されており、ハード面だけではなく、ソフト面からも省CO2化を実現し、集合住宅における省CO2モデルとなることをめざす。
 具体的には、(1)「エネルギーデザイン」…「太陽光発電システム」など各設備機器による創エネ・省エネ、エネルギーの見える化、グリーン電力証書の発行および販売、(2)「パッシブデザイン」…機械に頼らない、緑化や自然換気システム等による省エネなど、(3)「モビリティデザイン」…カーシェアリングなど日常生活における移動手段による省エネ、(4)「コミュニティデザイン」…「MFRエコクラブ」の設立、エコ活動へのポイント付与などにより省エネ行動を促進、という4つの視点から体系的に商品設計する。

 専有面積は55.25~83.81平方メートル、間取りは2LDK~3LDK。販売は10年11月上旬開始、竣工は11年1月、入居は同年2月開始を予定している。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら