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マンションでのフラット35利用者、1人世帯の構成比が増加/住宅金融支援機構調査

 (独)住宅金融支援機構はこのほど、「平成21年度上半期 フラット35利用者調査」を発表した。2009年4月1日から9月30日までに買取または付保の承認を行なったもののうち、2万703件について集計した。

 利用者の年齢をみると、30歳代の構成比注文住宅で43.0%(前年度上半期:51.7%)、中古マンションで36.0%(同:40.8%)と、いずれも前年度上半期を下回った。

 利用者の家族数は、マンションで1人世帯の構成比が29.5%(同:22.9%)と増加。なかでも、男性のうち30歳未満が37.3%(同:19.7%)と、構成比が最も高い結果となった。なかでも、60平方メートル未満の小規模なマンションは構成比が68.2%と、極めて高い結果となった。

 利用者の世帯年収は、400万未満の構成比が21.9%(同:15.9%)と上昇。物件種別にみると、中古マンションが39.3%(同:30.9%)、中古戸建が41.1%(同:40%)と、いずれも前年度上半期を上回った。

 同調査の詳細は、同機構ホームページ参照のこと。


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