不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

減収も販売好調により利益が改善/インテリックス10年5月期第2四半期決算

 (株)インテリックスは7日、2010年5月期第2四半期決算を発表した。

 当期(09年6月1日~11月30日)の連結売上高は139億1,800万円(前年同期比▲30.2%)、営業利益は7億8,500万円(前年同期:営業損失1億8,200万円)、経常利益は5億2,300万円(同:経常損失6億1,700万円)、四半期純利益は6億5,300万円(同:四半期純損失7億6,500万円)となった。

 主要事業であるリノヴェックスマンション販売において、実需層を対象とした2,000万円台前半の物件販売が順調に推移。前期まで仕入調整を行なった影響により販売件数が前年同期を下回り、減収となったものの、当初予定を上回る販売件数を達成した。
 また、売上総利益については厳選した物件仕入れや販売価格の底堅さなどから粗利益率が大きく改善。たな卸し評価損も1億800万円に止まったことなどから前年同期に比べ大きく伸長する結果となった。
 販売管理費および一般管理費についても、経営合理化策が奏功し営業利益が黒字転換。好調な販売による事業期間の短縮などにより有利子負債も減少したことなどから経常利益および四半期純利益についても黒字転換することができた。

 通期については売上高281億500万円、営業利益16億8,200万円、経常利益10億8,100万円、当期純利益10億4,300万円を見込んでいる。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら