国土交通省は12日、2009年11月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は3兆1,869億円(前年同月比▲16.8%)で、13ヵ月連続の減少。うち、元請受注高は2兆2,220億円(同▲9.0%)、下請受注高は9,649億円(同▲30.5%)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は7,810億円(同7.2%増)と、先月の減少から再び増加に転じた。民間等からの受注高は1兆4,410億円(同▲15.9%)で16ヵ月連続の減少。
公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)額は7,238億円(同9.3%増)で、先月の減少から再び増加。うち「国の機関」からは2,462億円(同8.3%増)、「地方の機関」からは4,777億円(同9.8%増)と増加した。
また、民間等からの建築工事・建設設備工事の受注工事(1件5億円以上の工事)額は3,376億円(同▲20.2%)で、13ヵ月連続の減少となった。