(社)全日本不動産協会東京都本部(本部長:原嶋和利氏)は13日、ヒルトン東京(東京都新宿区)で新年賀詞交歓会を開催。同協会各地方本部役員、業界関係者、官公庁関係者、国会議員、都議会議員など多数の来賓が参加した。
冒頭あいさつした原嶋本部長は「今年は公益法人制度改革に向け本格的な準備を進める大事な年であり、全日総本部の意向も的確にとらえながら、対応を図りたい。景気の二番底が心配されるなど、大変厳しい環境下にあるが、会員支援事業の強化、全日アカデミーを通じたさまざまな取組みなど、和と団結をもって困難に立ち向かっていきたい」などと述べた。
また、来賓としてあいさつした石原慎太郎東京都知事は「東京都では3年前、地元の工務店の力を結集して、建売住宅を3割安く販売するプロジェクトに取り組んだ。住まいの専門家である皆さんも、こういう新しいアイディアをどんどん出していただきたい。景気の刺激には、不動産業界が大きな力となる。不況風に吹かれた日本を、皆さんの手でジャッキアップしてほしい」と祝辞を述べた。