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旧オリエンタルホテル跡地のホテル・商業複合ビル「神戸旧居留地25番館」オープンへ/三井不動産

「神戸旧居留地25番館」外観イメージパース

 三井不動産(株)は、神戸旧居留地地区にて開発を推進してきたホテル・商業複合ビル「神戸旧居留地25番館」(神戸市中央区)を、2月27日(土)より順次オープンする。

 同施設は、JR神戸線「元町」駅徒歩6分、神戸市営地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前」駅徒歩4分に位置。敷地面積3,022.80平方メートル、延床面積2万2,708.15平方メートル、鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上17階地下3階建てのビル。
 旧居留地のメインストリートである仲町通りと京町筋に面しており、神戸エリアのファッション感度の高い顧客層に、独自の品揃えやサービス等を提供していく。

 地下1~3階が商業店舗となっており、関西初出店の「バーニーズ ニューヨーク神戸店」や「ルイ・ヴィトン」の大型旗艦店などが出店。また、ホテルは阪神・淡路大震災で被災した旧「オリエンタルホテル」の名称使用権を、運営者の(株)Plan・Do・Seeが取得、「ORIENTAL HOTEL」として開業する。

 建物の外装デザインは、低層部の壁面に石とガラスを採用し、周辺のまち並みとの調和を図った。地上1階には、東西の通りを結ぶ約50mのコリドール空間を設け、来館者の回遊性を向上。また4階のテラスには、ウォーターテラスを囲んでチャペルとバンケットを配置し、開放感のある空間を演出している。

 なお、ホテルの開業日は3月3日。


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