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09年の近畿圏マンション、発売戸数13%減で2万戸割れ/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は19日、2009年1年間の「近畿圏マンション市場動向」を発表した。

 同年中に発売された民間マンションは1万9,784戸(前年比▲13.0%)と2ケタ減となり、2万戸を割り込んだ。

 地域別発売戸数は、大阪市部5,761戸(同14.1%増)、大阪府下6,418戸(同1.0%増)、神戸市部2,545戸(同▲15.2%)、兵庫県下2,044戸(同▲41.5%)、京都市部824戸(同▲49.9%)、京都府下297戸(同▲69.6%)、滋賀県1,073戸(同▲8.8%)、奈良県630戸(同▲27.8%)、和歌山県192戸(同9.1%増)と、大阪府の大幅増と、兵庫県、京都府の大幅減が目立っている。

 また、1戸当たりの平均価格は3,411万円(同▲2.9%)で、4年ぶりの下落、平方メートル当たり単価も47万1,000円(同▲1.1%)で、7年ぶりの下落となった。月間契約率は61.3%(同0.9ポイントアップ)。翌年繰越しの販売在庫は、5,233戸(前年末比▲1,111戸)と大幅減となった。

 なお、10年の発売戸数は2万2,000戸となる見込み。


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