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首都圏マンション住宅の「買い時感」、上昇傾向鮮明に/長谷工アーベスト顧客マインド調査

 (株)長谷工アーベストは22日、「顧客マインド調査」(2010年1月調査)結果を発表した。

 同調査は、首都圏で受託販売したマンションのモデルルーム来訪者および首都圏居住者(以下、モニター)に対し、住宅の「買い時感」について3ヵ月おきに調査、分析したもの。
 今回は1月7~11日の間、来訪者357件、モニター2,576件に対し、ウェブサイト上でアンケートを実施した。

 来訪者の「買い時感DI」は、前回調査(09年10月)に比べ6ポイント上昇し、サブプライムローン問題発生前の販売が好調であった07年1月調査を上回る水準まで上昇した。モニターも、前回調査より7ポイントの上昇。

 また、「買い時だと思う」と回答した来訪者の割合は、08年7月調査を底に、09年4月調査以降約4割で推移。一方、「買い時だと思わない」と回答した割合は08年10月調査の50%をピークに毎回減少し、今回調査では24%にまでなっている。
 モニターも同様に、「買い時だと思う」と回答した割合は09年4月調査以降、約3割で推移、「買い時だと思わない」と回答した割合についても08年10月調査の43%をピークに、今回調査では30%にまで減少している。

 「買い時だと思う」理由としては、来訪者・モニターともに「現在の金利が低水準だから」が最多となったほか、「現在は価格が低水準だから」「現在は税制のメリットがあるから」が上位を占め、「市場環境」が買い時感上昇の要因となった。


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