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LTV55.2%にまで低下。1口当たり分配金1万1,611円に/HRI

 阪急リート投資法人(HRI)は21日、平成21年11月期決算短信を発表した。

 当期(09年6月1日~11月30日)は、営業収益59億3,300万円(前期比13.2%増)、営業利益15億6,900万円(同▲21.8%)、経常利益9億9,300万円(同▲33.1%)、当期純利益9億9,100万円(同▲33.1%)、1口当たり分配金1万1,611円を計上した。
 
 鑑定評価額下落の影響を受け、前期末時点の負債比率(LTV)が57.9%に上昇していたため、当期は保有資産の一部を譲渡。具体的には「阪急電鉄本社ビル」を09年11月25日に、また「HEPファイブビル」の準共有持分10%を09年11月27日に譲渡し、借入金の返済等を実施した。その結果、LTVは55.2%に低下している。
 なお、当期末において、15物件を保有、賃貸可能面積34万1,637平方メートル、資産総額1,330億4,400万円となった。稼動率は99.7%。

 次期は、営業収益48億5,900万円、営業収益16億2,800万円、経常利益11億1,100万円、当期純利益11億1,000万円、1口当たり分配金1万3,000円を見込む。


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