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関西・名古屋圏の住宅地・既存マンション価格、いずれも横ばいで推移/三井不販調査

 三井不動産販売(株)は21日、住宅地・既存マンションの価格動向を四半期ごとに定点調査する「リハウス・プライスリサーチ」の関西圏・名古屋圏版(2010年1月1日時点)を発表した。
 
 09年10~12月における関西圏(大阪市内、北摂、大阪東南部、京都、神戸・阪神)の四半期変動率は、住宅地が▲0.9%(前回調査▲0.8%)と3期連続の横ばい。エリア別では、大阪東南部・京都エリアでやや下落傾向がみられたが、北摂エリアでは前回調査時の下落傾向から横ばい傾向に転じた。
 既存マンションは▲0.2%(同▲0.4%)と4期連続の横ばい傾向。エリア別にみると、大阪市内エリアではやや上昇傾向へと転じたものの、京都エリアでは住宅地と同様、やや下落傾向となった。

 09年1~12月の年間変動率は、住宅地が▲4.5%、既存マンションが▲1.8%と、いずれも3期連続で下落幅が縮小した。

 09年10月~12月における名古屋(名古屋市、名古屋市近郊、岐阜)の四半期変動率は、住宅地が▲0.6%(同▲0.3%)と、3期連続の横ばい傾向。エリア別では、名古屋市近郊(北西部)が▲1.8%と前回の横ばいからやや下落へ、岐阜が1.1%増とやや下落から上昇に転じた。
 既存マンションも▲0.2%(同0.3%増)と3期連続で横ばい。エリア別では、全エリアにおいて小幅な変動となった。

 09年1~12月の年間変動率は、住宅地が▲3.6%、既存マンションが▲1.7%と、下落幅が縮小している。


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