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仲介業売上微減も、営業原価削減で黒字化/リバブル10年3月期第3四半期決算

 東急リバブル(株)は28日、2010年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~12月31日)の連結営業収益は379億6,300万円(前年同期比▲1.5%)、営業利益5億300万円(前年同期:営業損失10億1,200万円)、経常利益5億6,700万円(同:経常損失9億8,200万円)、当期純利益2億500万円(同:当期純損失7億3,300万円)と、黒字化。

 主力の仲介業は、取扱件数が増加したものの、大型取引の減少で取扱高が低下。営業収益は193億8,900万円(前年同期比▲2.8%)にとどまったが、営業原価の削減により営業利益13億5,100万円(前年同期:営業損失3億8,000万円)と、大幅に利益を回復させた。不動産販売業も、短期回転型の買取再販事業が好調で、営業収益86億2,200万円(前年同期比17.0%増)、営業利益11億5,700万円(同15.5%増)と貢献した。

 なお、通期では連結売上高547億円、営業利益19億2,000万円、経常利益18億8,000万円、当期純利益8億2,000万円を見込む。


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