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環境に対するトップランナーめざす/NCN「重量木骨プレミアムパートナー」が総会

「重量木骨プレミアムパートナー」総会の様子
「『環境』をキーワードに、トップランナーをめざしたい」と語る、同社代表取締役社長の田鎖郁男氏

 (株)エヌ・シー・エヌ(NCN)は1日、「重量木骨プレミアムパートナー」総会を、帝国ホテル東京(東京都千代田区)で開催した。

 同会は、同社が提供するSE構法住宅「重量木骨の家」の設計・施工会社を「重量木骨プレミアムパートナー」と位置付け、年に一度一堂に会しているもの。6回目を迎えた今年のメインテーマは、「家づくりは楽しいもの。そして、その心理」。

 総会冒頭のあいさつでは、同社代表取締役会長の杉山恒夫氏が「景気低迷が続いているが、『構造の安全性』と『断熱などによる快適さ』を武器に、われわれは業界で優位に立てると自負している。資産価値が高く、性能・品質に優れた住まいを提供するため、よりいっそう研究開発に注力していく」と述べた。

 続いて、ジェイ・ウォルター・トンプソン・ジャパン(株)執行役員の桶谷 功氏が、「消費者が思わずほしくなってしまう心のホットボタン『インサイト』」をテーマに講演。さらに、同社代表取締役社長の田鎖郁男氏が、(1)金融環境の整備、(2)長期優良住宅と環境対応の強化、(3)未来への対応力強化、を基本とする2010年「重量木骨の家」方針を発表した。併せて同氏は、「10年以降は『環境』が重要なキーワードとなる。自然を最大限に取り入れた『自然共生型エコハウス』の普及促進に尽力し、環境に対するトップランナーをめざしたい」などと語った。

 なお、09年度における同社プレミアムパートナーは、69社。


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