住友不動産販売(株)は2日、2010年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(09年4月1日~12月31日)の連結売上高は389億4,100万円(前年同期比6.4%増)、営業利益53億800万円(同49.6%増)、経常利益53億3,100万円(同37.8%増)、当期純利益30億8,100万円(同52.6%増)。
主力の仲介業務は、取扱件数が2万78件(同6.6%)と伸長するも、平均取扱単価の下落で営業収益は287億5,300万円(同▲2.0%)にとどまった。しかし、経費の効率的活用で営業利益は58億9,000万円(同9.5%)を確保した。第3四半期期間は、取扱件数7,314件(同15.8%増)、営業収益94億2,200万円(同12.0%増)、営業利益17億7,000万円(同85.7%増)の大幅な伸びを見せた。
また、住宅販売業務は、大型物件の引き渡しが大きく増加したこともあり、取扱件数3,123件(同38.1%増)、営業収益41億3,100万円(同69.8%増)、営業利益7億800万円(前年同期:営業損失5,400万円)となった。
なお、通期では連結売上高550億円、営業利益85億円、経常利益85億円、当期純利益49億円を見込んでいる。