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マンション販売順調に推移し黒字化/アーバネットコーポレーション10年6月期第2四半期決算

 (株)アーバネットコーポレーションは4日、2010年6月期第2四半期決算(非連結)を発表した。

 当期(09年7月1日~12月31日)は、売上高75億4,000万円(前年同期比156.2%増)、営業利益1億800万円(前年同期:営業損失3億5,900万円)、経常利益4,300万円(同:経常損失4億4,600万円)、当期純利益4,400万円(同:当期純損失2億7,600万円)となった。

 主力の不動産開発事業は、ワンルームマンションの開発販売7棟(410戸、内6棟はワンルーム販売会社等との戸別決済267戸)、事業用地の販売1物件により、売上高66億5,200万円(前年同期比174.2%増)となった。
 その他不動産事業では、新築残戸買取再販事業2物件(22戸)のエンドユーザー向け販売による8億3,600万円のほか、不動産賃貸業等により、売上高8億8,700万円(同71.9%増)を計上した。
 
 なお、通期は、売上高115億円、営業利益2億6,500万円、経常利益1億1,500万円、当期純利益1億1,300万円を見込む。

 また、同社は当期の黒字転換を踏まえ、いっそうの経営体質の強化を図るための経費削減を目的として、役員報酬のさらなる減額と人員削減を行なうほか、今年5月末をめどに四谷営業所の閉鎖する。


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