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流動化事業、マンション販売事業とも振るわず赤字に/新日本建物10年3月期第3四半期決算

 (株)新日本建物は5日、2010年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~12月31日)の連結売上高は182億600万円(前年同期比▲56.7%)、営業損失7,800万円(前年同期:営業損失16億6,500万円)、経常損失4億4,000万円(同:経常損失14億5,900万円)、当期純損失5億9,500万円(同:当期純損失15億9,900万円)。

 流動化事業では、5物件(前年同期比▲6件)を計上し、売上高46億3,400万円(同▲64.9%)、営業利益2億8,700万円(前年同期:19億6,000万円)となった。
 マンション販売事業では、322戸(前年同期比▲280戸)を販売し、売上高103億7,300万円(同▲45.9%)、営業利益3億3,000万円(同▲69.1%)を計上。
 戸建販売事業では、宅地分譲を含む186棟(同▲74棟)を販売。売上高28億2,700万円(同▲70.1%)、営業利益1億700万円(同▲51.4%)となった。なお、営業損失となったのは、連結会計にともなう消去を6億6,900万円行なったため。

 また、連結子会社における店舗の閉鎖に伴い、固定資産除却損約6,000万円を特別損失計上するため、通期業績予想を下方修正。売上高237億円(前回発表比▲22.0%)、営業損失1億5,000万円(前回発表:営業利益10億2,000万円)、経常損失6億5,000万円(同:経常利益4億7,000万円)、当期純損失8億円(同:当期純利益4億5,000万円)を見込む。


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