サンフロンティア不動産(株)は9日、2010年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(09年4月1日~12月31日)の連結売上高は91億2,500万円(前年同期比▲54.4%)、営業損失36億5,800万円(前年同期:営業損失122億8,100万円)、経常損失39億4,400万円(同:経常損失128億9,700万円)、当期純損失39億2,400万円(同:当期純損失128億8,800万円)。
なお、第3四半期のみ業績は、売上高59億600万円、営業利益5億2,300万円、経常利益4億2,800万円、四半期純利益4億1,200万円と、6四半期ぶりに黒字転換を果たしている。
セグメント別にみると、不動産再生事業において、3件の売上を計上したが、市況動向や事業採算性を勘案し、仕入れは行なわず、売上高54億5,700万円、営業利益5億4,700万円となった。
また、不動産サービス事業では、賃貸仲介において、地域密着を追求するとともに営業人員を増強するなど、質的・量的に営業戦略を強化したほか、プロパティマネジメントにおいて、テナントに対し定期的にアンケートを実施するなど、売上高4億5,300万円、営業利益7,200万円を計上した。
なお、通期では連結売上高142億円、営業損失37億円、経常損失40億5,000万円、当期純損失40億円を見込んでいる。