(株)センチュリー21・ジャパン(C21ジャパン)は9日、ザ・プリンス パークタワー東京(東京都港区)で「第25回日本年次総会」を開催した。
第1部では、2009年の年間受取報酬総額優秀者および店舗の表彰式が開催された。
その後、同社代表取締役・三津川一成氏が2010年の運営方針や課題を発表。
現在実施しているミステリーショッパーやお客さま懇談会を活用した「ブランド価値向上」を挙げるとともに、営業スタッフにセンチュリー21独自の資格を与えることで、なにか問題が起こったときにグループ全体でフォローする仕組みづくりを構想していることを明らかにした。
また、インターネットを通じた反響が前年比で222%と急増しているものの、契約に結びつくことが重要であるとの考えから「ネット・IT戦略」に注力するとし、加盟店のホームページを本部がチェックしアドバイスする。
そのほか「人の育つ組織へ」をテーマに世界NO.1の営業スタッフを育てていく方針。
また、同社が設立25周年という節目を迎えたことに触れ「本部は2010年の目標を達成するとともに、加盟店には地域でのNO.1をめざしてほしい。営業スタッフもプロフェッショナルとして本気でチャレンジしていってほしい」と語った。
第2部では25周年記念講演会として慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長兼教授・竹中平蔵氏による「2010年日本経済と経済対策:原点を考える」が行なわれたほか、分科会として営業スタッフや女性スタッフ向けのセミナーなどが実施された。