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「キャピトル東急ホテル」跡地のビル名称、「東急キャピトルタワー」に/東急電鉄

「東急キャピトルタワー」完成予想図

 東京急行電鉄(株)は15日、現在開発を進めている「永田町二丁目計画」(東京都千代田区)のビル名称を「東急キャピトルタワー」とし、同ビルのキーテナントとなるホテル「ザ・キャピトルホテル 東急」を、10月22日に開業すると発表した。

 同ビルは、2006年11月に営業を終了した「キャピトル東急ホテル」の跡地約7,900平方メートルを再開発するもの。新しいビルは、地上29階地下4階建て。延床面積約8万8,000平方メートル。ホテル、オフィス、レジデンス、店舗などで構成される複合ビルで、東京メトロ丸の内線「国会議事堂前」駅に、地下通路で直結する。

 隣接する日枝神社の豊かな緑と一体化した庭園や散策路を設けるなど、都心の一等地にありながらも周辺の豊かな自然を取り入れた設計。デザインアーキテクトに隈 研吾氏、ランドスケープアーキテクトに宮城俊作氏を起用。モダンデザインをベースにしながら、和の本質を追求した。

 「ザ・キャピトルホテル 東急」は、同ビルの1~3階、14、15、18~29階を占める、総客室数251室のホテル。メインの客室は、45平方メートル以上の広さと、6mのワイドスパンを確保。5階は、スイートルーム4室のみで構成する。このほか、5つのレストラン&バー、5つの宴会場、20mのインドアプールを含む会員制フィットネスクラブ、トリートメントサロンなども完備する。


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