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「今、何をすべきかと革新を重ねて、500年」。企業存続の秘訣などを紹介/REB-100社の会

 不動産事業者の情報交流を目的にした「REB-100社の会」(代表世話人:清水修司氏、(株)SD建築企画研究所代表取締役)は17日、第23回目となるセミナー・情報交流会を開催。約300名が参加した。

 冒頭あいさつした清水氏は、セミナー第1部の講演者が(株)虎屋代表取締役社長黒川光博氏であることに触れ、「昨今、多くの会社が倒産しているように、企業が長い間経営することはとても難しい。今回は、室町時代から500年もの間、存続してきた虎屋さんにお話を伺うことで、企業存続のご参考にしていただければ」などと語った。

 セミナーでは、(株)虎屋の代表取締役社長黒川光博氏が、「伝統は革新なり!」と題し、目に見えない変化を敏感に感じとっていくことの大切さや、その時代ごとに今何をするべきかを常に検討していることなどを、人材登用や新しいコンセプトの店舗を出店したなどの事例を通じて紹介した。

 続いて、(株)不動産経済研究所代表取締役の角田勝司氏と東急リバブル(株)常務取締役の北川登士彦氏が、「今年の不動産・建築業界のゆくえ」をテーマにパネルディスカッションを実施。セミナー後は、情報交流会が行なわれた。


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