インヴィンシブル投資法人(INV)は19日、2009年12月期決算を発表した。
当期(09年7月1日~12月31日)の営業収益は15億3,100万円(前期比▲5.2%)、営業利益は5億6,500万円(同▲6.6%)、経常利益は2億6,700万円(同▲25.4%)、当期純利益は2億6,500万円(同▲25.6%)、1口当たり分配金は4,928円となった。
同投資法人は、東京グロースリート投資法人とエルシーピー投資法人が合併して誕生した投資法人で、同投資法人として初の決算となる。
なお、同投資法人は同日付けで運用ガイドラインを変更。住居をコアアセット、オフィスビルや商業施設、ホテル、有料老人ホームなどをサブアセットとするポートフォリオ構築をめざす。
当期末時点のポートフォリオは、居住用不動産35件、オフィスビル7件、駐車場19件の合計61物件。
総賃貸可能面積は9万2,028.54平方メートルで、取得価格ベースで430億3,700万円。稼働率は94.3%。
また、当期、既存借入金115億9,900万円の借換えを実施したほか、自己資金により総額6億1,500万円を返済、有利子負債残高243億5,800万円と、有利子負債比率を56.0%に逓減させた。
なお、今後、同投資法人は「PEIT内神田」(東京都千代田区)など、13物件の売却を予定している。
次期については営業収益54億9,600万円、営業利益20億6,800万円、経常利益2億2,600万円、当期純利益は46億7,900万円、1口当たり分配金300円を見込んでいる。