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09年の首都圏売物件、中古マンション登録数が前年比3年ぶりにマイナス/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社のネットワークにおける、2009年1年間の「売物件」(首都圏)の物件登録数・登録価格、および成約数・成約価格を発表した。

 物件登録数は、中古マンションが1万5,112件(前年比▲41.8%)で3年ぶりにマイナス。新築戸建は7万4,577件(同▲45.8%)で2年連続のマイナスに、中古戸建は1万1,113件(同▲35.4%)で3年ぶりにマイナスとなった。土地は同▲36.9%の3万8,505件で3年ぶりにマイナスとなった。

 登録価格の平均は、中古マンションが1平方メートル当たり32.69万円(同▲17.9%)、1戸当たり2,050万円(同▲18.7%)で、いずれも3年ぶりにマイナスとなった。
 新築戸建は1戸当たり3,250万円(同▲11.4%)と、2年連続のマイナス、中古戸建は2,907万円(同▲17.5%)で3年ぶりにマイナス。居住用土地は1平方メートル当たり18.69万円(同▲26.7%)で2年連続のマイナスとなった。

 物件成約数は、中古マンションが5,605件(同▲21.3%)で2年連続のマイナス。新築戸建は同▲15.5%の1万9,575件で再びマイナスとなった。中古戸建は同▲20.4%の3,276件で15年連続のマイナスとなった。

 成約価格の平均は、中古マンションが1平方メートル当たり31.49万円(同▲14.2%)、1戸当たりは1,973万円(同▲13.4%)といずれも4年ぶりにマイナスとなった。新築戸建は1戸当たり3,331万円(同▲8.6%)、中古戸建も2,560万円(同▲12.1%)でいずれも2年連続のマイナスとなった。


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