三菱地所（株）は4日、住宅版エコポイント制度の対象となる同社初のマンション「パークハウス江ノ島」（神奈川県藤沢市、総戸数77戸）を、4月下旬から販売する。2009年12月8日以降着工した「パークハウス」シリーズについても、すべての物件をエコポイント対象住宅基準を満たす仕様とする方針。
同物件は、小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅徒歩3分、片瀬海岸のビーチフロントに位置する、鉄筋コンクリート造地上5階建ての分譲マンション。
温室効果ガスであるフロンや代替フロンを使用しない「ノンフロン断熱材」を採用するほか、お湯が冷めにくい保温効果の高い浴槽、洗浄水を抑える6L洗浄の節水型便器等の省エネ設備を導入するなど、環境に配慮。また、三菱グループとセコムによるマンションセキュリティシステムを採用し、セキュリティ面を強化する。さらに、海側の窓辺を彩る「サーフサイドカウンター」や、キッチンに「天然御影石カウンター」「浄水器」「ディスポーザー」を標準装備し、永住にもセカンドハウスニーズにも対応できる「暮らせるリゾートマンション」としての設備・仕様を充実させる。
エコポイントは、申請によりすべての住戸に30万ポイント（30万円相当）が発行される。間取りは、STUDIO（1R）～3LDK、専有面積は38～88平方メートル、販売価格は未定。竣工は11年2月上旬、引渡しは3月中旬の予定。