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リバブルと連携、流通物件へのリフォーム強化/東急ホームズ

 (株)東急ホームズは、東急リバブル(株)と連携した「中古購入+リフォーム」事業を強化する。リバブル店舗に来店するユーザーに対し、定額制リフォームや、ライフスタイルに合わせたリフォーム提案などを積極化。収益拡大を狙う。

 東急ホームズのリフォーム販路は、現在、全国14ヵ所の営業所とショールーム4ヵ所が中心となっている。しかし、近年は中古流通物件をライフスタイルに合わせリフォームするユーザーが増えており、こうしたユーザーに対しては、中古物件の購入手続きとリフォーム手続きとを別々に進めてもらわなければいけないという欠点を抱えていた。

 そのため、同社ではリバブルで中古物件を購入するユーザーに対し、購入検討段階からリフォーム検討・相談を受付け、同時並行で進めていく。東急ホームズは、ショールームや営業所以外のリフォーム販路を確保でき、リバブルもリフォームによる付加価値をセールスポイントにできることから、成約率向上が図れるメリットがある。

 両社はそれぞれ、中古物件に対するリフォームのメリットをまとめたサイト「中古物件+リフォーム」(東急ホームズ[http://www.kurashi-up.com/chukoreform/]、東急リバブル[http://www.livable.co.jp/reform/?ad=reform_top])を開設。リバブル仲介物件に限定し、(1)中古購入資金とリフォーム工事代金の一括ローン提供、(2)50万円、100万円の定額リフォーム商品の提供、(3)リバブル取扱物件の中から、リフォームに向いた物件情報を提供、などのサービスを行なっていく。


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