不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

森ビルの代表物件「六本木ヒルズ森タワー」「アーク森ビル」を取得/MHR

「六本木ヒルズ森タワー」外観
「アーク森ビル」外観

 森ヒルズリート投資法人(MHR)は5日、「六本木ヒルズ森タワー」(東京都港区)、「アーク森ビル(固定型II)」(東京都港区)の取得(いずれも、1フロアを対象とする区分所有権の50%の共有持分取得)を決定したと発表した。

 「六本木ヒルズ森タワー」は、延床面積44万2,150.70平方メートル、鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造地下6階付54階建て、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線「六本木」駅から徒歩約5分の「六本木ヒルズ」の中心に位置する。基準階賃貸可能面積4,362.18平方メートル、基準階天井高2,700mmと、国内最大級の規模と最高水準の設備を備えたオフィスビル。取得価格は68億1,000万円、取得予定日は3月25日。

 「アーク森ビル(固定型II)」は、延床面積17万7,486.95平方メートル、鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート・鉄骨造地下4階付37階建てのオフィスビル。東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅から徒歩約4分、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅から徒歩約5分に位置する「アークヒルズ」のランドマークとして機能し、2005年の大規模リニューアルによりグレードアップを図り、高い競争力を維持している。取得価格は34億円、取得予定日は3月25日。

 同投資法人では、東京都心部におけるプレミアム物件の投資比率を高めながら、プレミアム物件をコアとした都市型ポートフォリオの質の強化と規模の拡大を図るために、森ビル(株)の代表的な開発物件である2物件を取得するとしている。

 今回の取得により、同投資法人のポートフォリオは13物件、取得価格ベースで2,118億6,400万円となる。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら