不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は10日、1月の首都圏における売買物件市場動向を発表した。
新築戸建の登録数は4,596件(前年同月比▲52.8%)で、16ヵ月連続のマイナスとなった。
成約数は1,001件(同▲31.4%)で、7ヵ月連続の減少。一方、低額物件の成約は堅調に推移し、2,000万円未満の物件は増加に転じたほか、2,000万円台の物件も減少率が改善した。
成約価格は3,076万円(同▲13.1%)で17ヵ月連続の下落となり、4ヵ月ぶりに過去最低を更新した。
中古戸建の登録数は725件(同▲44.1%)で、16ヵ月連続のマイナス。
成約数は160件(同▲18.8%)で、9ヵ月連続の減少。成約価格は2,122万円(同▲27.2%)で、12ヵ月連続の下落となり、過去最低となった。
中古マンションの登録数は1,148件(同▲36.8%)で、19ヵ月連続のマイナスとなった。
成約数は346件(同▲17.0%)で、18ヵ月連続の減少。価格帯別では、2,000万円台の物件が16ヵ月ぶり、3,000万円台の物件が17ヵ月ぶりに増加に転じた。
一戸当たりの成約価格は2,052万円(同3.0%増)と、14ヵ月ぶりに上昇した。