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豊洲2・3丁目地区最後の分譲マンション「シティタワーズ豊洲 ザ・シンボル」竣工/住友不動産

「シティタワーズ豊洲 ザ・シンボル」外観
グランドロビー
内覧会が行なわれたメゾネットタイプの住戸。高さ2m53cmのパノラマウィンドウから、豊洲のまち並みを堪能できる
コの字につくられたキッチン

 住友不動産(株)は11日、「シティタワーズ豊洲 ザ・シンボル」(東京都江東区、総戸数850戸)の竣工に伴い、プレス向け内覧会を開催した。

 同物件は、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩7分に位置。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上44階地下1階建て、塔屋1階建ての分譲マンション。敷地面積約1万6,571平方メートル、延床面積約9万9,652平方メートル。豊洲2・3丁目再開発地区では最後の分譲マンション開発となる。

 外観にはガラスカーテンウォールを採用。エントランスはガラス貼りの2層吹抜けとし、ロビーは天井高最大約8m、幅約46m、広さ約570mを確保した。

 住戸の間取りは1LDK~4LDK、専有面積は62.22~154.45平方メートル。全戸にミストサウナ付浴室暖房乾燥機「ミスティ」を標準装備している。
 内覧会が行なわれた、43階に位置する3LDK+2N(納戸)+WIC+WTC(専有面積150.52平方メートル)タイプでは、リビング・ダイニングが上部吹抜けとなったメゾネットを採用。高さ2m53cmの開放的なパノラマウィンドウから、豊洲のまち並みを堪能できるつくりとした。

 発表会で、同社マンション事業本部・営業部統括部長の金田光弘氏は「価格については未定だが、70平方メートル台の住戸で6,000万円台がメインとなるだろう。60平方メートル台で5,000万円台半ば、150平方メートル台で2億円程度の予定。1億円以上の住戸は30戸程度を予想している。坪単価は、当社が同物件の近隣に分譲している『シティタワーズ豊洲 ザ・ツイン』の平均が280万円だが、それよりは高くなる見込み」などと述べた。

 さらに、「シティタワーズ豊洲 ザ・ツイン」のモデルルーム等に来場した顧客のうち、未購入の5,000件をターゲットに販売を展開していく方針で、1年~1年半を目処に完売させていくことを明らかにした。

 また、同社執行役員・経営企画本部副本部長の尾台賀幸氏は「シティタワーズシリーズは、毎月100戸を超える契約をいただいている。今後も同シリーズに限らず、年間4,000~5,000戸をコンスタントに供給していきたい」と述べた。
 
 第1期の販売戸数は200~250戸程度。5月中旬から下旬にかけて、登録から抽選を行なっていく予定。なお、入居開始は7月下旬を予定している。


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