阪急不動産(株)の開発した「ジオ北千里古江台」(大阪府吹田市、総戸数141戸)が「第3回おおさか優良緑化賞」選考委員会奨励賞を、「ジオ千里桃山台」(大阪府豊中市、総戸数571戸)が「第3回おおさか優良緑化賞」大阪府知事賞と「第3回大阪サステナブル建築賞」優秀賞を受賞した。
「おおさか優良緑化賞」は、府内の都市環境の改善に貢献する緑化や建築物敷地内の魅力向上に資する緑化、新たな緑化手法のモデルとなる優れた取組みを大阪府が表彰する制度。
「ジオ北千里古江台」は、緑量の中で樹木の占める割合が多いこと、バラエティに富んだ植栽空間が展開されていること、近隣の人々も花や緑を気軽に楽しむことができるなど、地域への貢献度の高さが評価された。また「ジオ千里桃山台」は、緑化面積が多く樹木比率が6割以上と高いこと、既存樹を保存したボリューム感のある景観、2つの駐車場棟の屋上庭園や日本庭園等が評価された。
一方、「ジオ千里桃山台」が受賞した「大阪サステナブル建築賞」は、地球温暖化抑止や資源の有効活用といった環境配慮の模範となる建築物を大阪府が表彰する制度。
マンションコージェネレーションシステムを導入してCO2を削減したこと、屋上緑化等による緑地率約43%の確保、建物屋上に降る雨水を地下貯水槽に集水し、共用部植栽散水用に再利用することで節水を図ったこと、などが評価された。