リゾートトラスト(株)は22日、高級会員制リゾートホテル「エクシブ箱根離宮」(神奈川県足柄下郡、客室数187室)を開業する。
同施設は、小田原西ICより約9km、箱根登山鉄道「宮ノ下」駅徒歩5分に位置。開発面積2万174.16平方メートル、延床面積4万2,138.85平方メートル。鉄筋コンクリート造、地上5階地下4階建て。総事業費は約230億円。「エクシブ」として20施設目、「離宮」シリーズとしては第2弾となる。
コンセプトは「離宮 ノーブル&ラグジュアリアス」。モダンデザインに和の要素を加え、自然に融合した高貴で華やかなリゾートホテルを演出する。
施設内には、各種レストラン、露天風呂などのスパ、トリートメントサロンを設置。また、客室には従来のエクシブのタイムシェアを進化させた1部屋を14人で共有するフロアシェア・システムを採用。予約の際に夫婦や友人、三世代での利用など、人数やシーンに合わせ、「1ベッドルーム」、「2ベッドルーム」、「和モダンルーム」などを選択できる。
会員権の総販売口数は2,618口、価格は970万円から3,803万円(税込み)。07年1月に販売を開始し、全客室タイプS、SE、EC、CBのうち、ECタイプを除く会員権は完売。09年12月現在で、累計完売契約高411億円、販売進捗率80%。