プロスペクト・リート投資法人(PRI)は15日、2010年1月期決算を発表した。
当期(09年8月1日~10年1月31日)は、営業収益21億9,100万円(前期比▲2.0%)、営業利益8億7,800万円(同4.2%増)、経常利益1億9,400万円(同▲46.4%)、当期純利益1億9,300万円(同▲46.6%)、1口当たり分配金2,577円(前期4,825円)。
当期の物件取得・売却はなく、期末時点で運用資産は期初と変わらず53物件、取得価格総額680億円、賃貸可能戸数3,289戸、総賃貸可能面積は12万7,458.61平方メートルとなった。
また、内部成長に関しては、同投資法人の資産運用管理の主体となる複数のプロパティマネジメント会社について、それぞれの特徴・強みを生かすとともに、サービスの内容、コスト等を常に競争させることにより、稼働率・収益性の向上を図った。
次期は、営業収益22億2,900万円、営業利益8億5,100万円、経常利益2,200万円、当期純利益2,100万円、1口当たり分配金292円を見込む。
なお、同日、不動産市場安定化ファンドを含む資金の借入れを実施。同ファンドからは100億円、その他の金融機関からは約29億円を借入れた。