住友林業(株)は、重要文化財「住友活機園(伊庭貞剛記念館)」(滋賀県大津市)の特別公開を、5月21日・22日に行なうと発表した。
「住友活機園」は、大津市の瀬田川のほとり、琵琶湖を望む小高い丘の上に位置。洋館、和館など6棟の建物と茶室、四阿などの付属施設および庭園で構成される。1904年、第二代総理事伊庭貞剛翁が自らの隠棲の住居として建設。同氏没後、子孫によって旧住友本社に寄付され、戦前・戦後にわたって住友グループで維持管理を行なってきたもの。02年5月、和・洋館の意匠の完成度が高いこと、明治後期の大邸宅の姿を今に伝えていることなどが高く評価され、文部科学大臣から重要文化財の指定を受けた。
特別公開の詳細は以下のとおり。
■所在地:滋賀県大津市田辺町10番14号
■公開日時:5月21・22日(両日とも10~11時、13~14時、15時30分~16時30分の3回)
■見学可能人数:2日間で約150名を予定
■入園料:500円(中学生以上、入園可)
■申込要領:往復ハガキで受付、詳しくは「住友活機園ホームページ」(http://www.feelnet.jp/s-kakkien/)まで。
■申込期間:3月18日~4月15日まで(当日消印有効)応募者多数の場合は、抽選