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引越しにまつわるアンケート調査結果を発表/リクルート

 (株)リクルートは17日、同社が運営する不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)にて、引越しにまつわるアンケート調査結果を発表した。

 第1弾は、2年以内に住宅購入を検討している人を対象に行なった「引越しの際に買い替えたいもの」。何を買い替え、どれぐらいのお金を家具や家電に使うのかを調査した。

 その結果、「買い替えたいもの」のトップとなったのは「テレビ」で、過半数に上る票を獲得。引越しのタイミングで「地デジ付きテレビ」に移行しようといったニーズがあることも明らかになった。

 家電以外には、ソファとダイニングテーブルがトップ5にランクイン。家具は部屋のテイストに合わせたいためか、上位に来る傾向がみられた。一方、「インテリア」に関しては低予算にとどまっており、まずは生活家電などの実用的なものに予算が回されていることがわかった。

 なお、買替えに関する予算総額の平均は41.9万円となり、改めて引越しの際にかかる費用の大きさがわかった。

 第2弾は、「引越しの挨拶・手土産」について、最近1年以内に引っ越した人600人を対象にアンケートを実施。引越しの挨拶の有無や、その際の手土産の有無についての調査を行なった。

 その結果、引越しの挨拶に「行った」という回答がマンションやアパートなどの集合住宅に引越した人で66%、一戸建てでは85.6%。傾向としては、集合住宅よりも一戸建てのほうが高く、地域や年齢による差もあまりなく、「挨拶は行くべきである」と考えている人が多数派であることがわかった。

 手土産の有無については、「持っていった」が93.6%と9割以上の結果となり、挨拶に行くなら手土産は必須と考えられている実態が判明。予算は500~1000円が52.6%と多数を占めた。持っていった品物は、「お菓子」が37.5%でトップ。以下、タオル(25.7%)、洗濯洗剤(22.2%)と続き、実用的なものが多い傾向にあることがわかった。


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