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再開発ビル「サンビオラ3番館」建替えプロジェクト名が「ザ・宝塚タワー」に決定/MID都市開発、近鉄不動産ほか

「ザ・宝塚タワー」完成予想図

 MID都市開発(株)、近鉄不動産(株)、新星和不動産(株)、(株)サンボックスは18日、4社が共同で行なっている「サンビオラ3番館」建替えプロジェクトの名称を「ザ・宝塚タワー」(兵庫県宝塚市)に決定したと発表した。

 「サンビオラ3番館」は、阪急今津線「宝塚南口」駅徒歩1分、阪急宝塚線「宝塚」駅徒歩11分、JR宝塚線「宝塚」駅徒歩13分に位置、全国初の地方自治体による市街地再開発ビルとして1970年代に建設されたビル。
 建替えにより「ザ・宝塚タワー」は、敷地面積2,572.44平方メートル、延床面積3万177.98平方メートル、鉄筋コンクリート造地上28階地下1階建て、総戸数230戸の住宅・商業複合型タワーマンションとなる。

 建物頂部の外観デザインは、宝塚大劇場をはじめとする周辺の建物に合わせ、スパニッシュカラーを採用。また、武庫川からの景観に配慮し、シンボル性を醸し出すクラウンを設ける。さらに、公開空地率を46.9%確保することで、人の流れを呼び込み賑わいを生み出す設計とした。

 住宅部分(3~28階)の間取り・専有面積は、1DK・34.84平方メートル~4LDK・117.82平方メートル。4月下旬にモデルルームがオープン、竣工は2012年7月下旬、入居時期は同8月下旬の予定。


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