オリックス不動産(株)は、3月31日に閉館する大阪厚生年金会館(大阪市西区)の大ホールを改装、2011年秋に開業する。
同会館は1968年に開業、関西屈指の多目的大ホールを有する大型文化福祉施設として親しまれた。同社は2009年10月15日に同会館を落札。10年8月31日に引渡しを受ける予定で、大ホール(定員2,400名)については、既存の施設の耐震補強工事や空調設備の新設工事などを行ない、安全性と環境性能を向上させた新たなホールとして運営する。
なお、大ホール以外の建築計画については、既存施設を取り壊しのうえ、分譲マンションの開発を予定している。