六本木一丁目南地区市街地再開発組合は25日、「六本木一丁目南地区第一種市街地再開発事業」における施設建築物新築工事の起工式を執り行なった。
同事業の計画地は、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅徒歩3分に位置、敷地面積は3,199.03平方メートル。同事業では、「麻布ハウス(1968年竣工)」の建替えを実施、前面道路を拡幅・整備し、緑豊かなオープンスペースを創出するとともに、地上27階地下2階建ての超高層住宅269戸と生活利便施設1区画を建設する。
住宅部分の設計(専有面積55平方メートル未満の住戸を除く208戸)は、東京都内の超高層マンションとして初の長期優良住宅認定を取得。また、設計住宅性能評価における構造躯体の劣化対策等級3を、さらに省エネルギー性能も最高等級4を取得するなど、CO2削減をはじめ環境に配慮した計画となっている。
なお、同事業の新築工事は清水建設(株)が施工、三井不動産レジデンシャル(株)が参加組合員として取得住戸の一般分譲事業を行なう。竣工は2012年6月の予定。