リゾートソリューション(株)は29日、次世代育成支援対策推進法にもとづき「リソル ワークバランス行動計画」を制定したと発表した。
同計画は、さまざまな働き方ができる職場環境や制度の整備により、社員がワークライフバランスを実現し、オフタイムを充実させ、自身の能力を高めながら性別にとらわれずに自らの業務の効率化を図ることができるという企業風土の確立をめざすもの。
具体的には、2010年4月より週1回の定時帰社日を設ける「GHQ(Go Home Quickly)運動」を開始することで、平日に社員が計画的に自己啓発などの充実したオフタイムを過ごせるようにするほか、「年次有給休暇管理表」を活用し、部長と社員本人が双方で取得状況を把握するとともに、「アニバーサリー(本人・家族記念日)休暇」および「HAPPY MONDAY・FRIDAY休暇」を導入することで、社員が計画的に有給休暇を取得しやすい社内環境を整備する。
また、未就学児を持つ親が安心して働けるよう、育児・子の介護休業に関する社内規定類を改正し、短時間勤務等が利用できる制度を導入するほか、15歳以下の子を持つ社員が家族で参加できる同社リゾート施設の見学会で、仕事に対する理解を深めてもらうプランを実施する。
さらに、企業風土確立プランとして、同制度の告知や啓蒙運動を実施していく。
なお、同計画の実施期間は10年3月29日~12年3月28日までの2年間としている。