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新エコ仕様ホテル第8弾「アパホテル<浅草蔵前>」を起工/アパグループ

「アパホテル<浅草蔵前>」完成予想図

 アパグループは3月31日、「アパホテル<浅草蔵前>」(東京都台東区、全301室)を起工した。

 同ホテルは、東京メトロ銀座線「浅草」駅徒歩7分、都営地下鉄浅草線「浅草」駅徒歩5分・「蔵前」駅徒歩4分、都営地下鉄大江戸線「蔵前」駅徒歩2分に立地する、鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、地上12階建てのホテル。
 客室には大型洗面化粧台、卵形浴槽が特徴の新開発ユニットバスを採用し、1.4mワイドのベッドと32インチの大型液晶TVを設置する。また、大型TVを設置した「シアタールーム」や、充実した執務空間の「ビジネスルーム」等のコンセプトルームを設けることにより、多様な顧客ニーズに対応していく。さらに、地球環境を考慮した新エコ仕様として、従来の省エネスイッチに加え、新開発サーモスタット付定量止水栓・節水シャワーの導入や、屋上に熱交換塗料を塗布することで地球環境に配慮した。

 同日行なわれた起工式典には、コートジボアール共和国大使館ボアリリアン・マリーロール匿名全権大使をはじめ総勢110名以上が参加。同グループ代表の元谷外志雄氏は、「日本の中心である皇居を取り巻く千代田区、港区、中央区の都心三区で『頂上戦略』と銘打って、ホテルとマンションを積極展開する。都内は工事中を含め9ホテル、マンションは5物権の計画を進めており、全国合計20ヵ所での計画となる。そのうちの一つである<浅草蔵前>が、オープン後、アパホテルの中心ホテルとなることを期待したい」と述べた。

 開業は2011年6月の予定。なお、同グループが現在設計・建築中のホテルは、同ホテルを含め12棟2,252室となる。


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