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超高層ビル「上海環球金融中心」が「最優秀商業建築」賞受賞/森ビル

上海環球金融中心
授賞式の様子

 森ビル(株)は1日、同社が開発を手がけた中国・上海市の世界最高層・超高層複合ビルプロジェクト「上海環球金融中心」(Shanghai World Financial Center)が、建築専門誌「アーキテクチャルレコード(Architectural Record)」誌が主宰する2010年「グッドデザイン イズ グッドビジネス(Good Design is Good Business)」中国アワード表彰式において、「最優秀商業建築(Best Commercial Project)」賞を受賞したと発表した。

 「上海環球金融中心」は鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造。地上101階、地下3階建て(高さ492m)。延床面積は38万1,600平方メートル。

 同賞は、アメリカの大手出版社マグロウヒルグループのマグロウヒル建設社が戦略的なビジネスや公共性の実現のために優れたデザインをした建築家やデザイナーおよびディベロッパーを表彰しているもの。中国アワードは2005年より2年おきに中国国内(香港、台湾、マカオを含む)の建築を表彰しており、今回が3回目。商業(オフィスを含む複合用途ビル)、公共、住宅、再生、緑化、計画の全6部門があり、同建物は商業部門で受賞、3月12日に中国・上海市で表彰式が実施された。

 今回の表彰にあたり、マグロウヒル建設社は、「高級ホテル、オフィス、商業施設などが集約したこの象徴的な高層ビルは、オーナー(森ビル)の大胆な先見の明によって完成し、上海の浦東新区に新たにすばらしい景観をもたらした」とコメントしている。


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