オリックス不動産（株）は6日、住宅版エコポイント制度対応の分譲マンション「サンクタス宮崎台」（川崎市宮前区、総戸数127戸）の販売を開始したと発表した。同社が扱う分譲マンションについては、原則として2009年12月8日以降着工の物件すべて（共同事業案件を除く）を、エコポイント対象住宅基準を満たす仕様とする方針で、同物件は第1号となる。
同物件は、東急田園都市線「宮崎台」駅徒歩9分・「宮前平」駅徒歩11分に立地。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上8階建て、敷地面積4,827.93平方メートル、建築延床面積1万295.79平方メートル。
省エネルギー対策等級4を取得、高効率TES熱源機「エコジョーズ」を採用するなど、住宅版エコポイントの対象住宅基準をクリア。マンション敷地内には26％の緑地率を確保するほか、オリックス自動車が提供するカーシェアリングシステムを導入し、環境に配慮する。
また、鍵をポケットやカバンに入れたままで、オートロックの施錠・開錠ができるID認証システム「パッシブキー」を採用、さらに24時間対応のセキュリティシステムを導入するなど、防犯面も重視している。
間取りは2LDK～4LDK。竣工は2011年1月下旬、入居は3月下旬、申請によりすべての住戸に30万のエコポイント（30万円相当）が発行される予定。