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全国主要都市の平均ビル空室率、さらに上昇し13.5%に/CBRE調査

 シービー・リチャードエリス(株)(CBRE)は8日、2010年3月期の全国主要都市(12都市・13エリア)のオフィスビル空室率と平均募集賃料を発表した。
 
 全国主要都市のビル空室率は、平均で13.5%(前期(2009年12月)比0.3ポイントアップ)。空室率が拡大したのは、7都市・8エリア。金沢市は25.5%(同0.7ポイントアップ)と25%を突破した。東京主要5区では、25期ぶりに、7.0%に達した。

 また、空室率がもっとも下がった横浜市(11.2%、前期比▲0.3ポイント)は6期ぶりの下落で、横浜西口、横浜東口、新横浜ゾーンなどで賃料調整が進んだビルを中心に空室消化が見られた。

 一方、平均募集賃料は、坪当たり9,650円(前期比▲0.6%)で、京都市と高松市を除き前面下落となった。


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