国土交通省は9日、2010年2月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は2兆8,920億円（前年同月比▲11.8％）と、16ヵ月連続の減少となった。うち、元請受注高は1兆9,422億円（同▲16.4％）、下請受注高は9,478億円（同▲0.9％）となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は6,595億円（同▲16.2％）と3ヵ月連続の減少。民間等からは1兆2,848億円（同▲16.4％）と2ヵ月連続の減少となった。
公共機関からの受注工事（1件500万円以上）は、5,845億円（同▲23.7％）と、3ヵ月連続の減少。うち「国の機関」からは2,884億円（同▲34.8％）、「地方の機関」からは2,961億円（同▲8.4％）。
また、民間等からの建築工事・建築設備工事の工事（1件5億円以上）受注額は2,848億円（同▲34.3％）となり、3ヵ月ぶりの減少となった。