(財)東日本不動産流通機構は12日、東日本レインズにおける3月の市場動向を発表した。
首都圏中古マンションの成約件数は3,089件(前年同月比▲5.8%)で、13ヵ月ぶりに前年同月を下回った。都県別でも、東京都が1,391件(同▲7.0%)、埼玉県408件(同▲8.3%)、千葉県442件(同▲6.4%)、神奈川県848件(同▲2.3%)と、全都県で前年を下回った。
成約単価は1平方メートル当たり38万6,900円(同2.9%増)で3ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都50万5,200円(同2.8%増)、埼玉県24万4,900円(同3.5%増)、千葉県23万8,800円(同2.0%増)、神奈川県35万9,800円(同3.6%増)とやはり全都県で上昇した。
また、平均価格は2,540万円(同1.6%増)、平均専有面積は65.64平方メートル(同▲1.3%)。登録件数は、1万1,410件(同▲8.0%)と、減少率が1ケタとなった。
なお、中古戸建ての成約件数は1,108件(同9.2%増)で、12ヵ月連続の増加。成約平均価格は3,047万円(同5.4%増)で、2ヵ月連続の上昇となった。