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首都圏の分譲マンション賃料、平方メートル当たり2,500円台割り込む/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは15日、三大都市圏・主要都市における3月の「分譲マンション賃料月別推移」を発表した。

 同社データベース登録された分譲マンションの月額募集賃料を、行政区単位に集計・算出し、平方メートル単価に換算したもの。

 3月の首都圏の平均賃料は2,499円(前月比▲2.1%)と、26ヵ月ぶりに2,500円台を割り込んだ。年明け以降の賃料下落に加え、事例数の減少も続いており、中心部での賃貸ニーズの減退が反映されたことが要因。

 地域別にみると、東京都3,064円(同▲0.7%)、神奈川県2,066円(同1.6%増)、埼玉県1,536円(同▲0.5%)、千葉県1,554円(同変化なし)。

 近畿圏の平均賃料は1,596円(同1.2%増)で、引き続き1,600円を下回った。地域別では大阪府1,674円(同1.6%増)、兵庫県1,551円(同2.1%増)。

 なお、中部圏の平均賃料は1,566円(同▲0.8%)となった。



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