エス・バイ・エル(株)は20日、住宅版エコポイント制度の対象となる戸建注文住宅エス・バイ・エルLEXシリーズ「快適空間のある住まい『家族謳歌(かぞくおうか)』」を発表した。
同商品は、“家で楽しむ”“家が楽しい”“家族のみんなが「笑顔」になれる”住まいをコンセプトに、快適性(健康配慮)、長寿命、エコロジー・エコノミー等の基本性能を兼ね備えるものとして開発。
具体的には、天然鉱物「ゼオライト」と光触媒を組み合わせ、半永久的に吸着・分解・脱臭・調湿等の効果がある多機能な自然素材クロスを採用。併せて、ヒートショックを防ぐまるごと断熱の半身浴浴槽や、24時間換気システムを導入するなど、健康面に配慮した。また、超長期住宅先導的モデル事業に採択された「壁体内換気システム」や、木質パネル一体構法を採用し、長寿命で快適な住まいに。さらに、太陽光発電システムやIHヒーター、エコキュート等の導入により、ライフサイクルコストを大幅に低減、エコロジー・エコノミーを実現した。ちなみに、同社独自モデルの計算結果では、年間の光熱費削減は約92.8%、一次エネルギー消費量削減は約69.3%、CO2排出量削減は約67.5%となる。
同日開催した記者発表の冒頭、代表取締役社長の荒川俊治氏は「多くの付加価値を付けたうえで、40坪2,000万円を切る価格を何としても実現させたかった。私自身、開発当初から完成に至るまでプロジェクトに携わり、価格・クオリティとも満足のいく商品になったと自負している。同社は今年、創業60年目の節目を迎えたこともあり、原点に立ち戻って商品開発にあたった。『エス・バイ・エルらしさ』のある商品を提案し続けていきたい」と語った。
4月29日(木)より、北海道、沖縄および一部の地域を除く全国で発売。本体価格は1,980万円(49.9万円/坪、約40坪モデルプランの場合、全国統一価格、税抜き)。初年度300棟の販売をめざす。