(株)コスモスイニシアは20日、2008年秋より凍結していたマンション分譲および戸建住宅分譲事業の新規事業用地の仕入れを再開したと発表した。
同社は、09年9月に「事業再生ADR手続」の成立を受け事業再生への取組みを実施していたが、市況が回復傾向にあることや、好調な販売状況により完成在庫が大幅に減少していること、棚卸資産が減少したことなどから、取得再開に至った。
現時点ではマンション7プロジェクト、戸建住宅1プロジェクトの用地を取得。
今後は、「東京」・「新宿」・「渋谷」の各ターミナル駅から30分圏内程度のエリアを中心に取得を進め、マンション分譲事業では年間売上高350億円・販売数1,100戸程度、戸建住宅分譲では売上高150億円・販売数300区画程度をめざしていく。