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法令遵守を最重要課題に/高住管理協

「2010年度は、法令遵守のほかに新モニタリング制度の推進や地方整備局との意見交換などを事業計画としている」と語る黒住理事長

 (社)高層住宅管理協会は21日、第277回理事会を開催。終了後記者懇談会を開催した。

 理事会では、(株)フジケンハウジングの保証機構への入会を承認。また、新東産業(株)が4月10日付で退会したことで、協会会員は413社、保証機構会員は359社となった。

 また、5月21日に開催する第31回通常総会での付議事案を承認したほか、住友不動産建物サービス(株)の代表取締役社長交代にともない、山本直人氏を理事に承認した。
 
 記者懇談会において、同協会理事長の黒住昌昭氏は「会員会社を対象に、5月1日に施行される『マンション管理適正化法施行規則の一部を改正する省令』の周知徹底を行なっており、当協会としては法令遵守を最重要課題としていきたい。
 こうした法令改正などのタイミングで、住生活総合サービス業の確立のための足元をしっかりと固めていきたい。
 また、2010年度は3ヵ年計画の最終年度となる。前倒しで計画を推進しているが、次の世代に向けた準備や検討も進めていきたい」などと語った。


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